こんにちは。
マキシマリストのKaori(@k_food_recipe)です。
今日は日本でも作れる本場のサムゲタンレシピをご紹介します!
サムゲタンって、鶏丸一羽を漢方材料と長時間煮込んだ韓国の代表料理ですよね!?
私も昔、韓国に旅行に行った時に食べたサムゲタンの味が忘れられません!
そうなんです!
私のお友達もサムゲタン好きな人がたくさんいますが、実はサムゲタンって放っておくだけで、おうちでも簡単に作れるお料理なんですよ♪
そうなんですか!?
サムゲタンは、外食でしか食べない難しいお料理だと思っていました!
私の妹夫婦も大好きなサムゲタンは、一時帰国したら作ってと言われるのですが、今もちょうど日本に一時帰国しているので、本場のサムゲタンと同じように日本で作ってみました!
興味のある方も多いと思いますので、ご参考になればと思います♪
皆さんは、今放映中の「eye love you」というドラマを観ていらっしゃいますか?
二階堂ふみさんと、韓国の俳優チェ・ジョンヒョプさん主演の日韓ドラマですが、このドラマの中にもおいしそうな韓国料理がたくさん出てきていました♪
韓国料理は今まででも日本で人気でしたが、このドラマをきっかけにますます韓国料理が流行るんじゃないかなぁ~と勝手に思っています(笑)
そして、私のInstagramとYouTubeのアカウントは今までインテリアアカウント1つで、韓国語と日本語同時に運営していたのですが、この度、カテゴリー別にしっかりと分けて運営していこうと思いまして、新しく日本語オンリーの韓国料理レシピアカウントを開設しました!
まだ新しく作ったばかりですが、こちらのアカウントもこれからどんどんアップロードしていきたいと思いますので、ぜひのぞいてみてくださいね♪
1.サムゲタン(参鶏湯 / 삼계탕)とは?
サムゲタンは日本でもかなり有名な韓国料理の一つですよね!
漢字では「参鶏湯」、韓国語では「삼계탕」と書きます。
豪華に鶏丸一羽と、高麗人参、ナツメ、生姜、ニンニクなどの漢方材料を一緒に長時間ぐつぐつ煮込んだ薬膳料理です。
一般的な家庭料理なんですか!?
韓国ではサムゲタン用の鶏丸一羽や漢方草がスーパーに売っているので、意外と簡単に作れる家庭料理ですが、長時間煮込まなければいけなかったり、漢方のにおいが苦手な人もいるので、家庭でよく作る人と作らない人とはっきり分かれる料理かもしれません。
漢方草を使って煮込む料理なので、健康にもかなりよさそうですよね!
韓国では『土用の丑の日』のように、夏の暑さに対する滋養強壮としてウナギを食すように、三伏(初伏、中伏、末伏)の日にサムゲタンを食べる文化があります。
三伏は旧暦の行事なので、毎年日は変わりますが、7~8月の一番暑い日にサムゲタンを食べて夏バテを防ごう!という文化があるんですよ♪
私は昔、冬に一人で韓国旅行に行ったときに、寒さで風邪を引いてしまい、寒気と熱で日本に帰れるかとピンチだったことがあるのですが、その時、知り合いの韓国人に有名なサムゲタンのお店に連れていってもらい、サムゲタンを食べたことで、風邪がすぐに治った記憶があるんです!
だから、主人や息子の体調がすぐれない時や、冬のさむ~い時期にはサムゲタンを作るようにしています。
サムゲタンは「タッカンマリ」と混同されがちですが、基本的にサムゲタンは鶏のお腹の中にもち米(精米の状態)を入れて、長時間ぐつぐつ煮込みます。
「タッカンマリ」は、鶏一羽を使うのは同じですが、米が入らず、じゃがいもやニンジン、ネギなどの野菜を一緒に入れて大きな鍋に入れて煮込みます。
2.サムゲタンに使う漢方草って?
サムゲタンに使う漢方草には、様々な種類がありますが、代表的には以下のような漢方草があります。
メーカーによって、入っている漢方草は違いますが、体を温めてくれる漢方草が多いですね♪
私も冷え性なのですが、サムゲタンを食べたあとは、体がポカポカになり血行もよくなる気がします!
3.日本で本場のサムゲタンを作るための準備
日本でサムゲタンのレシピを検索すると、「サムゲタン風」レシピがよく出てきます。韓国では鶏丸一羽を買うのは容易いですが、日本だとクリスマスのローストチキン以外はなかなか買いませんよね💦
やっぱり鶏丸一羽のほうがおいしいんですか!?
もちろん、丸一羽で煮込んだほうがおいしい鶏の出汁が出ますし、コラーゲンもたっぷりでお肌にもいいのですが、結構お値段もしますし、売っていないことも多いので、その場合は、手羽元や手羽先、骨付きチキンなど、骨付きのものを買っていただいてもおいしくできますよ♪
お米はお腹に入れられませんが、スープを残しておいておかゆにしてもおいしいです!
ちなみに私はイオンが近くにあるので、イオンの鶏肉コーナーで探してみたところ、ローストチキン用のホールチキンを売っているのを発見しましたので、そちらを購入しました!
かなり大きくて立派な鶏肉!
お値段は約2300円。
一人分だと高いし量も多いので適していませんが、この鶏丸一羽で4人分の量になります!
そして、本場の味を出すために、鶏よりも重要なのが「漢方草」!
私も妹夫婦がサムゲタンを大好きなので、韓国で買って日本に持ち込みたいのですが、漢方材料は搬入禁止なんです😿
なので、アマゾンで探したところ、なんと!韓国の漢方草を見つけました!
こちらです。
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蔘鶏湯用材料 『スビン』漢方草 70g 2袋セット
2袋で約1100円で、1袋で4人前作れちゃいます。
韓国よりは当然割高なのですが、この漢方草を鍋にぶっこむだけで、韓国のサムゲタン専門店で食べるサムゲタンが作れるんです!
私のお友達が、パックに入っているサムゲタンを買って煮込んだけど、現地で食べたサムゲタンとは全然味が違ってがっかりしたと言っていましたが、この漢方草があるだけで、味が2倍変わります!!
骨付き鶏に、この漢方草を入れるだけでもスープが劇的においしくなりますので、ぜひ試してみてくださいね!
4.サムゲタンのレシピ
では、これからサムゲタン作りに必要な材料とレシピをご紹介します!下の分量で大人4人前行けますので、ぜひホームパーティーの際にも作ってみて、みんなでサムゲタンをつついてみてくださいね♪
[材料(4人分)]
鶏(ホールチキン) | 丸一羽 |
漢方草 | 1袋 |
ご飯 | 150g |
玉ねぎ | 10g |
にんじん | 10g |
ニンニク | 1片 |
生姜 | 1片 |
水 | 鶏を入れて土鍋の内側の線まで溢れないくらい入れる |
塩こしょう | 適量 |
[作り方]
1.鶏肉をキレイに洗います。
イオンで買ったホールチキンはすでに下処理が終わっていましたので、キレイな状態ではありましたが、特にお腹はしっかり洗ってくださいね!
2.玉ねぎとにんじんを大きめのみじん切りにします。
3.みじん切りにした玉ねぎとにんじんをご飯とよく混ぜたら、鶏のお腹に入れます。
4.全部入れたら脚をXにしてタコ糸(なかったら輪ゴムで)でとめ、残りを爪楊枝で閉じていきます。
5.土鍋か深めの鍋に鶏を入れてから、土鍋(普通の鍋の場合は、鶏が全部つかるくらいまで)の内側の線まで水を入れ、漢方草とニンニク・生姜を千切りにして入れ、蓋をして一煮立ちさせます。
6.沸騰したら中弱火にして煮込みます。土鍋の場合は20分ごとに鶏をひっくり返してください。蓋はしたまま、時々溢れないか様子を見ながらじっくり煮込んでください。
水が少なくなってきたと思ったら、途中で少しずつ足します。
45分たったら、塩こしょうを味見しながら少しずつ入れていきます。
8.1時間煮込んだら出来上がり!
お好みで鶏肉を食べる時に、塩コショウを少しつけてもいいですよ♪
最初は鶏を触るのが怖そう(笑)
確かに慣れないうちは怖いかもしれませんが私は何度も作っているうちに慣れてきました(笑)その代わり、手は終わったらしっかりと洗いましょうね!
お腹の中に入れるご飯はなんでもいいんですか?
本場の韓国サムゲタンは、もち米の精米をお腹のなかに入れるのですが、そうするとかなり長時間煮込まないといけませんので、私はいつも冷凍ご飯を使っています。
もち米でもいいですが、あまりもち米は使わないので、普通のご飯で作ることが多いですよ😊
6.本記事のまとめ
深い鍋がある方はそちらで作られても大丈夫です!
妹の家に深い鍋がなく、今回は土鍋で作りました。
少し焦げてしまいましたが、お肉がほろほろになり、とっても柔らかくできましたよ😊
例年より暖かい冬ですが、今週は雨続きでまた肌寒くなりそうなので、ぜひぜひ暖かいサムゲタンを食べて心身ともにホカホカになってくださいね♪