【韓国 南道 釜山】甘川文化村(カンチョンムナマウル)のフォトスポット&観光レビュー
カラフルな坂の街で時間を忘れる

こんにちは。
マキシマリストのKaori(@japan_mom_life)です。
旅行の記事が続きますが、今回は去年の11月に釜山旅行をしたときに訪れた甘川文化村の観光レビューをしたいと思います!
甘川文化村って韓国語ではなんて言うんですか?
甘川文化村は韓国語で「감천문화마을」と書きます。
読み方は「カンチョンムナマウル」となります。
英語では「Gamcheon Culture Village」ですね。
確かカラフルな家が丘陵地に立ち並んでいるところですよね!?
その通りです!「韓国のマチュピチュ」とか「サントリーニ島」と呼ばれている釜山の代表的な観光地の一つです。
映画やドラマの撮影地にもよく使われていると聞きました。
有名な映画としては、2007年の「HERO」の中で韓国ロケシーンがあり、「イ・ビョンホン」さんが友情出演したことでも有名です。
あとは、パク・ソジュンさん主演の「サムマイウェイ」などもあります。
有名な観光地なだけあって、インスタ映えするフォトスポットもたくさんあるんですよ♪
本日のテーマは釜山のランドマーク、「甘川文化村」のフォトスポットと観光レビューです!

甘川文化村のメリット&デメリット

〇フォトスポットがたくさんある
〇食べ歩きが楽しい
〇雑貨屋・小物・お土産屋がたくさんあり、ウィンドウショッピングが楽しい
〇丘陵地なので、眺めがとてもいい
〇夜景もキレイ
〇駐車場が少ない
〇公共機関で行く場合、乗り換えが難しい
〇たくさん歩くので、小さいお子さん連れだとすべては回れないかも
〇お食事できるところはあまりない(間食中心)
1.甘川文化村の位置

釜山の位置は皆さんお分かりかと思いますが、韓国の南に位置し、日本から近い場所にありますね!

住所:プサン広域市 サハ区 カムネ 2路 203
(부산광역시 사하구 감내2로 203)
もう少し地図を拡大してみます。

甘川文化村は釜山のメイン観光地のひとつである海雲台(ヘウンデ)海水浴場からは離れていますね。
混んでいなければ海雲台から甘川文化村までは車で約30分の距離です。

釜山のメイン観光地のひとつであるチャガルチ市場からは近く、車で10分くらいの距離です。

2.甘川文化村へのアクセス&駐車場

甘川文化村へのアクセスですが、地下鉄&マウルバスで行く方法と、タクシーで行く方法があります。
地下鉄&マウルバスは、韓国語がまったく分からない人には難しいかもしれません。
あと、マウルバスはかなり混んでいますので、ドア近くに立っておかないと、目的地で降りられない可能性もありますし、駅から村へ行く道は急勾配の坂道になっているので、マウルバスの荒い運転に慣れていない方はかなりきついかも。。。
地下鉄は定期的に来るのでいいのですが、マウルバスというある一定の区間だけを走る小さめのバスは時間も不定期でいつ来るかはっきりと分からず、場所のアナウンスを聞き取るのは韓国語に慣れている人でも難しいときがあります。
両方のアクセス方法を書いてみますが、2025年1月現在での行き方なので、今後バスの番号などが変わる恐れもあります。
行かれる前はHPで事前に確認をされてから行きましょう!
2-1. 地下鉄&マウルバスでの行き方
①釜山地下鉄1号線:土城(トソン/토성)駅 6番出口
釜山大学病院癌センター前(부산대학병원 암센터 앞)からマウルバス乗車。
マウルバスは、サハ(사하 )1-1, ソグ(서구) 2, ソグ(서구) 2-2 の3つのどれかに乗ります。
甘村小学校、甘村文化村で下車。
②釜山地下鉄1号線:槐亭(クェジョン/괴정역)駅 6番出口
ニューコアアウトレットの向かい側からマウルバス乗車。
マウルバスは、サハ(사하 )1、サハ(사하 )1-1のどちらかに乗ります。
甘村小学校、甘村文化村で下車。
「イボンジョンリュジャンウン(이번 정류장은 )
カムチョン チョドンハッキョ、(감천초등학교)
カンチョン ムンファマウル イムニダ (감천문화마을입니다)
と言われたら、すばやく降りる準備をしてください。
2-2. タクシーでの行き方
タクシーでは土城(トソン/토성)駅6番出口近くの釜山大学病院癌センター前(부산대학병원 암센터 앞)からタクシーに乗って、釜山教育歴史館公営駐車場前(부산 교육역사관 공영주차장 앞)で降りると、甘川文化村の入口になります。
韓国語が読めなくても、これをそのまま見せると便利です!!
부산 교육역사관 공영주차장 앞까지 가주세요.
(プサンキョユクヨクサグァン コンヨンチュチャジャンアプカジ カジュセヨ)
2-3. 車での行き方
私は車で行ったのですが、土城(トソン/토성)駅、槐亭(クェジョン/괴정역)駅、대티터널(デティトーノル)方面の3方面から行くことができます。
釜山教育歴史館公営駐車場(부산 교육역사관 공영주차장)に停めました。
14時くらいに行ったので、出る車と交代ですぐに停められましたが、午前中だと混んでるかもしれません。
2024年11月時点では、10分100ウォン(1時間600ウォン)でした。
ほかにも、甘川文化村の駐車場はいっぱいありますので、ほかの駐車場も見ておきたい方は、このブログの一番下にある韓国語のHPをチェックしてみてください。
3.甘川文化村のスタンプラリー

甘川文化村の入口近くには観光案内所があるんですが、そこではスタンプツアーマップを2,000ウォンで購入できます。
このマップには、甘川文化村の見逃せないスポットが絵付きで紹介されていて、韓国語がわからなくても理解しやすい内容でした。
スタンプラリーは、村内の主要スポットを巡りながらスタンプを集められるので、こどもたちも目標を持って進むことができて楽しそうでした。

マップに記載されたスポットを訪れ、各所に設置されたスタンプを押していき、全てのスタンプを集めると、コミュニティセンター(甘内オウルト)でおしゃれなポストカードがもらえるのですが、私たちは次のスケジュールがあったこともあり、村の半分くらいしか回ることができませんでした。
下の写真のように、15スポットを探しながらスタンプを押していきます!

甘川文化村の入口近くにある小さい博物館(작은 박물관)。
壁に空や窓、家が描かれていて建物全体がアートに。

4.甘川文化村のフォトスポット5選

甘川文化村は、冒頭でもお話したように、カラフルな街並みが魅力の観光地です。
狭い路地や坂道には個性的なアートが点在し、どこを歩いてもフォトジェニックな景色が広がっている街です。
今回は、私が見た中で最もよかった甘川文化村の人気フォトスポット5選をご紹介します!

4-1. 星の王子様とキツネの銅像

甘川文化村で最も有名なフォトスポットのひとつが「星の王子様とキツネの銅像」です。
日本でも昔から人気の小説、『星の王子様』の主人公とキツネが、街を見下ろすように座っています。
一番人気なだけあって、週末はここの前で写真を撮るのに、20~30分は並ばなければいけないほどですが、せっかくここまで来たからには、一番有名なスポットで写真を撮りたいですよね!

私が行ったときも、西洋人・東洋人問わず、様々な国の人が写真を撮っていました。
後ろで待っている方に迷惑にならないように、あらかじめどうやって写真を撮るのか待っている間に構想を練っておいて、素早くスムーズに写真を撮るのがオススメ!
▶銅像の後ろに広がるカラフルな家々とのコントラストが美しい
▶まるで星の王子さまの世界に入り込んだような気分に
▶順番待ちが発生することもあるので、早めの時間帯が狙い目!
📍 場所:甘川文化村の高台エリア
⏰ ベストタイム:午前中(混雑を避けるため)
4-2. BTSの壁画

BTSファン必見のスポット!
甘川文化村にはBTSのメンバーが描かれた壁画があり、訪れたファンたちが記念撮影をする人気の場所となっています。
特に、BTSのジョングクとジミンが釜山出身ということもあり、2人の顔が描かれた壁画の前で写真を撮れるのはファンの方にとってはたまらなくうれしいですよね♪

▶BTSメンバーのイラストが描かれたカラフルな壁画
▶BTSの聖地巡礼としても人気
▶近くにはK-POP関連のグッズを扱うショップも!
📍 場所:甘川文化村の路地裏
⏰ ベストタイム:日中(自然光がきれいな時間帯)
4-3. 魚のタイル画

甘川文化村のシンボル的なアートのひとつが、壁いっぱいに描かれた「魚のタイル画」です。
小さな魚のタイルが集まって、大きな魚の形を作っています。
横に長いので、3:4の比率で撮るのがオススメ♪
▶色とりどりの魚たちがとてもユニーク
▶「新しい夢へ向かって進む」という意味が込められたアート
▶近くのベンチに座って写真を撮るのもおすすめ
📍 場所:甘川文化村の正面入口近く。散策ルート沿い
⏰ ベストタイム:昼間(光がよく当たる時間帯)
4-4. スカイフロア

甘川文化村を一望できる展望スポットが「スカイフロア」です。
高台にあるので、カラフルな家々や港まで見渡せる絶景ポイントです。
▶甘川文化村の全景が見られる最高のフォトスポット
▶青空とカラフルな街並みが映える
▶夕暮れ時の景色もロマンチック
📍 場所:甘川文化村の展望エリア
⏰ ベストタイム:午前〜午後(明るい時間帯)
4-5. I♡GAMCHEON

星の王子様の銅像近くにある「I♡GAMCHEON」のモニュメントは、観光の記念写真にぴったりのスポットです。

▶甘川文化村の象徴的なフォトスポット
▶大きな文字の前に立って撮影すると映える
▶入口近くなので、行き帰りに立ち寄りやすい
📍 場所:甘川文化村の入口付近
⏰ ベストタイム:いつでもOK(人が少ない朝が狙い目)
4-6. その他のアート
人間!?鳥!?
ユニークでカラフルなモニュメントがありました。

黒板!?世界の言語が書かれていてユニーク!
「愛しています」もありました(笑)

5.甘川村で食べたスイーツ
甘川文化村は、カラフルな街並みとアート作品が魅力的なだけでなく、多くのカフェやスイーツショップがあって、何を食べようか迷ってしまうほどです♪
まさに、インスタ映え!!ってスイーツもいくつかあります。
店内でゆっくりと・・・というよりは、スイーツや軽食をちょっとずつ食べ歩きするのがオススメ。
私たちはお昼ご飯にクッパをたらふく食べてから行ったので、ソフトクリームしか食べられませんでしたが、息子は大好きなマシュマロアイスクリームを食べていました。
ソフトクリームは、ブラックピンクのカラフルでかわいいアイスクリームが売っていたので、ピンクのほうを買ってみました!

マシュマロのほうは、明洞にも似たようなものが売っていて、息子は前から食べたかったけど、明洞では7~8千ウォンくらいしたので、高くて「また今度ね~」とか「お小遣いでね〜」と言ってごまかしていました(笑)
甘川文化村では5千ウォンくらいだったので、注文してみることに。
外はマシュマロ、中はアイス!
下の動画のように、恐竜のガストーチバーナーでおいしそう~に焼いてくれます。
6.観光の際の注意事項
甘川文化村は観光地ではありますが、日本の白川郷のように住んでいらっしゃる方がたくさんいます。
観光の際は、住民の方に迷惑にならないようにマナーを守って観光しましょう。
写真を撮るときも、プライバシーの侵害にならないように十分注意しましょう。
あと、下の写真のようにかなり急な階段や坂がたくさんありますので、歩きやすい服装や靴で行かれることをオススメします。

7.まとめ

釜山には何度か行ったことがあるのですが、今回15年ぶりくらいに訪れました。
釜山もだいぶ変わっていて、新スポットもたくさん回ったので、少しずつ紹介していきたいのですが、中でもこの甘川文化村は印象的でした!!
街全体がカラフルでアートになっているので、歩くだけでも楽しかったです♪
子連れじゃなかったら、ひとつひとつショップなどにも入ってゆっくり見たかったのですが、駆け足で見なければならず、少し残念でした。
場所が少し行きにくいですが、何度か釜山に行ったことがあり、新しい場所を見てみたいという方は是非足を運んでみてください!
「甘川文化村」に行ってみたいという方は、下記の情報をご参考ください。
【甘川文化村/カンチョンムナマウル/감천문화마을】 | |
---|---|
住所 | 釜山広域市 沙下区 甘内2路 177-11 부산광역시 사하구 감내2로 177-11 |
電話番号 | +82-70-4219-5556 +82-51-291-1444 |
公式HP(韓国語、英語) | www.gamcheon.or.kr |