すっかりご挨拶が遅れましたが、新年あけましておめでとうございます。
超マイペースなマキシマリストkaoriですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!
さて、新年早々、家族3人で1泊2日の旅行に行ってきました。
今回も短い間で色々な所を回りましたが、その中でも今日は冬に韓国の方のインスタを見てると、かなりの確率で見かける韓国インスタ映えスポット!「アルプスマウル」を正直レビューします!
アルプスマウルって名前からめちゃくちゃ山が高そうなイメージですね!
いえ、名前はアルプスですが、高山にあるわけではなく、冬の観光用に人工的に作られた観光スポットなんですよ。
『マウル』というのは韓国語で『村』を意味します。
そうなんですね!!どんな所かとっても気になります!
アルプスマウルのメリット&デメリット
〇迫力のある氷と雪の造形物が楽しめる
〇まるでアナと雪の女王の世界
〇インスタ映え写真が撮れる
〇ソリ場もあり、小さな子供が楽しめる
〇入口で栗焼きㆍ焼き芋体験ができる
〇体験ゾーンが多い(ターザンロープ、ワカサギ釣り、列車、ダルゴナ作りなど)
〇昼と夜の部に分かれていて、夜はライトアップも!
×ソウルからは約2時間と遠い
×値段高め
×規模はあまり大きくない
×気温により、やや溶けてしまっている可能性あり
ソウルからは約2時間と少し離れているため、車で行かなくてはいけませんが、冬の韓国の観光スポットとしてたくさんの人が訪れる青陽のアルプスマウルを詳しくご紹介していきます。
1. アルプスマウルとは?
アルプスマウルは実は事業名で、正式名はアルプスマウル営農組合法人となっています。
地域活性化のために作られた場所で、メインは冬の雪まつりですが、世界ヒョウタン祭りもあるとか。
雪まつりというか韓国語では「얼음분수축제」⇒「氷の噴水祭り」と言うそうです。
確かに凍ってるしね!
雪の造形物もあるけど、氷の造形物のほうがやはりインパクトが強かったです。
また、ペンションが併設されていて宿泊することもできます。
入口近くには事務所がありました。
2. アルプスマウルへのアクセス
アルプスマウルは韓国の忠清南道青陽(チュンチョンナムドチョンヤン)というところに位置します。
忠清南道(충청남도/チュンチョンナムド)はこの辺り。
出典 : コネスト
アルプスマウルこの辺りになります。
【アルプスマウルの住所】
충청남도 청양군 정산면 천장호길 223-35
忠清南道 青陽郡 天庄湖キル
出典 : コネスト
青陽(청양/チョンヤン)はとっても辛い唐辛子が名物♪
忠清南道はソウルから車で約2時間ほどかかります。
日帰りで行けないことはないですが、朝早くから行かないと駐車場に入るまでにオープン前から車が並んでいるということなので、特にソリまで考えている方は近くかペンションに泊まって行かれることをオススメします。
私たちも最初はソリをしようかと思っていたのですが、先日違う場所でソリ場の通路が崩れたという事故をニュースで見て、念の為にソリはやめておくことにしました。
3. アルプスマウル雪まつりの開催時期及び開放時間
開催時期は1月1日からなのですが、今年からプレオープンで12月末に行った人たちもいたそうで、雪まつりは2月末まで開催されるそうです。
時間は昼の部と夜の部に分かれ、昼は10時~18時、夜は18時~20時です。
私たちは違うところを観光してから家に帰る道中に立ち寄ったので、16時半くらいに入りましたが、流石にその時間は人は多いもののそこまで混んでいませんでした。
4. アルプスマウルの入場料及び体験料
入場券は現地に自動チケット売り場があるので、現地で買うこともできますが、
事前に(前日までに購入しなければチケット割引が適応されません)NAVERから予約しておくと、パッケージチケットが10%~20%割引になります!(入場料の割引はありませんでした。)
◆入場料(子供大人関係なし):9,000ウォン(65歳以上、青陽郡住民、身障者は4000ウォン)
◆ソリ利用券+入場料:29,000ウォン
◆4人パッケージ(ソリ+入場料):102,000ウォン
◆ターザンロープ:10,000ウォン
◆栗焼きㆍさつまいも焼き:各5000ウォン
※2024年1月1日基準の価格
5. アルプスマウルの魅力ポイント
5-1. 迫力のある氷と雪の造形物
チケットを購入し、中に入ると氷と雪で作られた門が見えます。
お城の門のようになっていますね。
気候が暖かめだったので従業員の方が所々補修をされていました。
当たり前ですが、道も雪道(人工スノー)になっていますので、スノーブーツで行かれることをオススメします。
ソリをしなければ、スノーウェアまでは必要ありませんが、雪が降るかもしれませんので、防水のアウターを着て行ったほうがベターです。
右手にはインスタでよく見かける氷の造形物がありました。
アルプスの山を連想させるように作られたのでしょうか?
一番高いものだと、10メートルくらいありそうです。
でもね、ちょっと溶けすぎてるかな・・・。
あとで説明しますが、インスタで見たインパクトが強かったので、だいぶイメージと違った・・・
(まぁ、インスタあるあるですが^^::)
造形物の前には、氷で作られた文字が!
알프스마을겨울축제(アルプスマウル冬祭り)と書いてありました。
こちらは溶けていませんが、私はすぐに文字だと気づきませんでした(笑)
5-2. アナと雪の女王の世界
この立派な造形物はどうやって作られているのかなと思っていたら、竹で枠組を作り、水を吹きかけて凍らせていくようです。
このモニュメントはアナと雪の女王の世界に出てくるようなモニュメント。
ここは下が川になっているので、凍りやすいのかもしれません。
前に進んでいくと、韓国のキャラクターで最もポピュラーなポロロの造形物や女の子に人気のティ二ピンの造形物がありました。
さらに進んでいくと、モナリザなどの造形物が出てきます。
文字も書かれていますが、崩れずにきちんと残っています。
こちらは、今年の干支『辰年』のシンボル、辰の造形物。
去年は虎だったので、虎の造形物が作られていたそうです。
さらに進んでいくと、氷の洞窟?トンネル?が見えてきます。
ややライトアップされていて、子供たちはキャッキャ騒ぎながら、前に進んでいきます。
トンネルを出ると、「A. I. 미래로 코리아 파이팅! / AIの未来に コリアファイティン!」とあります。
世界的にどんどんAIの需要が増えていますが、韓国もこれからAIに力を入れていきますよ!というメッセージと取れるのではないかと思います。
5-3. インスタ映え写真が撮れる
私も元々インスタでアルプスマウルの写真を見て、行ってみたいなとずっと思ってた場所だったのですが、みんなこのアルプスをイメージして作ったような氷の造形物の前でインスタ映え写真を撮っています。
ただ、有名なインスタグラマーさんのようにカッコよく撮るのは難しいですね(笑)
5-4. ソリ場もあり、小さな子供が楽しめる
先ほどもお話ししたように、ソリ場での事故が気になり、私たちはソリをしませんでしたが、保育園・幼稚園くらいの子供たちがたくさん遊んでいました。
規模はあまり大きくありませんが、ソリ場が2ヶ所くらいあり、1つはわりと長めなので、スピードも結構でるんじゃないかなと思います。
5-5. 入口で栗焼きㆍ焼き芋体験ができる
駐車場から氷の噴水に入るまでの場所で、事務所の前が焚き火ゾーンになっていますが、各5000ウォンで大きな網ザルに栗を入れて焼いたり、焼き芋を焼いたりして、その場で焼きたてを食べることができます。
私たちは栗もさつまいももあまり好きではないので見るだけにしましたが、結構たくさんの人がやっていました。
さつまいもや栗好きな人なら、焼きたてを食べられるのでいいかも♪
5-6. 体験ゾーンが多い(ターザンロープ、ワカサギ釣り、列車、ダルゴナ作りなど)
息子がやりたかったのがワカサギ釣り。
17時が最終体験時間でしたが、私たちが入った時間が17時前だったので、残念ながらワカサギはパスしました。
ワカサギ体験場に行くとこんなにたくさんのワカサギが!
他にもターザンロープは大人でも楽しめるような結構本格的なロープがあったり、小さい子が楽しめる列車もありました。
小さい子は雪を触って遊ぶだけでも楽しそうです。
5-7. 昼と夜の部に分かれていて、夜はライトアップも!
私たちが行った時はまだ昼の部だったので、ライトアップはしていませんでしたが、夜の18時からはライトアップがはじまります。
ペンションに1泊泊まると夜の部も楽しめていいかもしれませんね!
6. アルプスマウルの残念だった点
6-1. ソウルからは約2時間と遠い
アルプスマウルはソウルから約2時間と少し距離があります。
さらに、朝10時前から待機しておかないと、週末は駐車場がかなり混むと聞いていますので、朝早めに出発して9時~9時半くらいには現地についておいたほうがベターです。
駐車場はサッカーのグラウンド?を一時的に開放しているようで、わりと広いです。
6-2. 値段は高め
入場料が9000ウォン(約1000円)ですが、子供と大人の区別なしに一貫なので、規模のわりにはちょっと高めかなぁという印象です。
私たちは家族3人で27000ウォン払いました。
割引なしの値段だと、ソリと入場料のセットで29000ウォンですが、半日くらい遊べば十分なので、家族全員ソリをすると高いですよね。
パパとママのどちらかが子供と遊んで、一人はソリをせずに待機している人も多いのではないでしょうか。
6-3. 規模はあまり大きくない
体験をせずに、雪まつりを見て写真を撮るだけなら、30分くらいで十分です(笑)
私たちが行った日はあまり寒くなかったのでよかったですが、寒い日だと長時間いるのは難しそう💦
6-4. 気温により、一部が溶ける可能性あり
上の写真では、中央部分が骨組み含めてかなり崩れています。
私が行った日の1~2週間前くらいはそんなに寒くない日が続いていたので、インスタ映えスポットの氷山も一部溶けて、竹の骨組みが見えてしまっていたのが残念でした。
雪が降った直後に行くともっとカッコいいのかもしれませんが、雪を予想していくのは近くに住んでる人以外は不可能なので、なかなかタイミングが難しいなと思いました。
主人は北の江原道に作ったほうがよかったのになぁ~って言ってました(笑)
6-5. 写真を撮る時、立ち入り禁止のロープが気になる
これは仕方ないかもしれませんが、上の写真を見ると立ち入り禁止のロープが見えますよね。
これが写真に写ってしまうのが気になりました。
インスタのフォロワーさんの写真にはロープがなかったので聞いてみたところ、プレオ―プンの時は制限がなく、自由に写真が撮れたとか!
どうしてもオシャレな写真が撮りたい!という方は、プレオープンの日を事前に確認して行くのがいいかもしれませんね。
7.本記事のまとめ
以上、韓国の冬の観光スポット、アルプスマウルをご紹介しました。
冬の韓国はマイナス気温で外出が億劫になりますが、冬のおでかけスポットとして、カップルで・家族で少し遠出して雪まつりを見に行ってみてはいかがでしょうか?
正直、何度も行きたい!!というリピートスポットではありません。(笑)
入場料も結構高いので、一回行ったら十分です。
私が思うに、オープンしてまだ何年も経っていないので、まだまだ未完成な部分が多いのではないかと思います。
私が行ったときは結構溶けていて、補修をしているところも結構見られましたし、改善しながらもっともっとよくなればいいなぁという印象です。
ここだけを目的に行くと多分物足りないと思うので、忠清道旅行の一環としてアルプスマウルに行くことをオススメします!
アルプスマウルの氷と雪のモニュメントをバックにぜひ思い出に残る写真を撮ってみてくださいね♪