韓国の不動産事情
韓国に住むことになって
最初に驚くのは
賃貸のシステムが
まったく違うことだと思います。
違う点を挙げればキリがなく、
韓国の賃貸事情を説明するのは
複雑で難しいのですが、
最も違うのは、韓国の場合、
賃貸の値段が1~2年のうちに
急に値上がりすることがある
ケースが多いことです。
何千万円の単位で動くこともあるから
びっくり!
だから持ち家のある人は儲かる、
借りてる人は慌てるという構造に
なります。
私も日本で一人暮らしを
したことがありますが、
日本の場合だと、
最初に契約した金額から家賃が
変わることはあまりありませんよね?
でも、韓国は経済の状況や土地の価値が
急激に上がることが多く、
不動産の変動がものすごく激しいことが
社会問題にもなっています。
もちろん、この土地に骨を埋める!
という覚悟で家を買う人も
いるかもしれませんが、
それよりは、『この土地は
将来高騰しそうだ。』という
投資の目的で土地やマンションを
買う人が多いのが
韓国の不動産事情です。
マンション購入の決断
私も主人も慎重派なので、
当時はあまり家を購入する気は
なかったのですが、
いつ家賃が上がるかも分からないので、
主人は定期的に家調べをしていました。
そして、2018年に現在の家を買う前に
住んでいたマンションの契約が終わる
段階で急に主人がマンションを
買わないかと言い出したのです。
それはそれは悩みました。
お金に関係ないことでは
決断がわりと早い方ですが、
大きなお金が動く時は
なかなか決められない性格です。
新築マンションではなかったのですが、
早く決めないと他の人に
すぐ取られてしまうような状況でした。
もちろん、将来マンションの価値が
上がると見込んで買ったのは
事実ですが、その他に私達が
マンションを購入するにあたって、
重要視したポイントを
お話したいと思います。
マンション選びの際に重要視した点
まず、これは日本でも同じだと
思いますが、
家を購入するにあたって
最も重視した点は周辺環境です。
現在の家の前に住んでいた
賃貸マンションでは
歩いて小児科やスーパーに
行くことができませんでした。
かといって、
車で30分~1時間かかるわけではなく、
10分くらいの距離には
なんでもありましたが、
小さな子供がいて、
かつ当時はフルタイムで働いていたので
仕事が終わった後、
車で小児科に連れていくのが
結構大変でした。
今のマンションは、幼稚園、小学校、
大型スーパーや小児科、飲食店など、
日常生活に必要なものが
徒歩圏内にすべてあり、
バス停も徒歩5分圏内にあるので、
通勤等の利便性がいいのも
気に入りました。
つぎに、正直全体リフォームをする
予算がなかったので、
できるだけ補修が少なくて済む
状態のいい家を選びました。
あと、韓国は冬が寒いので、
高断熱で暖かく、
日当たりがいい家を選びました。
家を見た時は真冬でしたが、
今の家は全面南向きで光が差し込み、
床暖房がついていない状態でも
暖かいことが気に入ったのと、
リビングの大きな窓から見える
グリーンの景色が気に入りました。
あとは、なんといっても
これから開発が進む地域で、
地下鉄の路線が2路線開通することや、
徒歩圏内にもうすぐ総合運動施設が
できるという点も魅力的でした。
総合運動施設は水泳競技と
アイスリンクがメインですが、
一般向けに市民プールも
開放される予定なので、
運動する広い場所が徒歩圏内にあるのはメリットだなと思います。
また、徒歩10分のところに
大きな湖があるのですが、
湖の周りが散策コースになっていて、
一周歩くと1万歩は歩け、
運動になります。
オシャレなカフェやレストランなども
たくさんあることや、
広い芝生公園があって、
子供と遊べる場所が多いという点も
気に入っています。
まとめ
新築マンションを買えれば
一番よかったのですが、
新築マンションは競争率も激しく、
予算も足りずで
中古マンションを選びました。
でも、今でも心残りなのはやはり
リフォームが出来なかったことです。
なので、その代わりに家具や小物、
照明などを工夫して、
高級感はなくても、私なりに
オシャレで温かみのあるインテリア、
四季を感じられる家づくりを
目指しています。
私なりの空間作りについて、
これからこのブログで
少しずつお話していきたいと思います。